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東京都世田谷区のデザイン・編集事務所、
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一年の終わり

仕事部屋のクリスマスの飾り、まだ仕舞っていない

11月に投稿してからあっという間に12月、と思えばもう大晦日となってしまった。例年ならば実家(といっても川向いの川崎だが)に戻っているが、今年は親が基礎疾患持ちということで時期をずらすことにした。

午後、数日前の残り物の煮物やら冷凍庫に入れた炊き込み飯などで昼食を取ったら、心地よい日差しもあり眠気。今年は非常勤の大学のリモート授業にも使った仕事部屋兼リビングでブランケットを重ねてしばし横になる。年末に飛び込んだ驚くニュースもあり、眠りの中にそのまま置いておきたいことばかりだが多くを来年に持ち越す。目覚めてスマホのSNSを覗くと、東京の感染者が1300人というニュース。今日明日ぐらいに1000人超えかと考えていたらもっと上だった。しかし街の賑わいを見るとそんなもんだろうなあと驚きも大きくなく。

ここ数日は買ってからずっと棚に差したままだったキム・ゴードンの自伝(『GIRL IN A BAND キム・ゴードン自伝』)を読んでいる。離婚とソニックユース解散直後に書かれたものであり、過去の記憶を辿ろうとすると現在の感情や物の見方が絡みついてくる様子が率直に記されていて面白い。数日前に下高井戸シネマでケリー・ライカート監督の『ウェンディ&ルーシー』を見た。劇中リーマンショック後のアメリカ北部で犬を探しながら彷徨うミシェル・ウィリアムズは膝丈でカットしたパンツとチェックのシャツに青いパーカー姿だったが、ソニックユース結成前後、西海岸の中流育ちでNYの中で(ファッションについても)浮いている自分を気にするキム・ゴードンとなんだか繋がっているように見えた。

何かがさらに良くなる、という期待はもはや持てない年齢になってしまったが、目を逸らしていた矛盾が露わになり、何かが多少はましに、変わってくれることを祈るばかり。そして自分はといえば、やれることを確認し、今年すっかり崩れてしまった自分のペース感とタイム感を戻していかねば。

本年もお世話になりました。

今日のオススメ

話したくない – yukifurukawa

今年のベスト盤的な記事、ウェブなどでいくつか読んだけど、年々自分の聴いているものとずれていく。自分は日本の新譜だとこのアルバムをよく聴いた。フォークっぽいけど、ところどころにジョビンを思わせるようなメロディやハーモニーが出てくる。